あしたば普及会

「奇跡の野草 明日葉(あしたば)」好評発売中。効用・育て方・食べ方の紹介・苗や関連書籍の販売。

あしたばの効能

あしたばの有効成分

あしたば(明日葉・アシタバ)には驚くほど多種多様の有効成分がふくまれています。そして、近年、様々な研究所でその有効成分の研究が進んでいます。

ポリフェノール類

カルコン類

アシタバの茎を折った際に出る 黄色い汁がカルコンです。カルコンは他の植物にはほとんど含まれていない、あしたばに特有の成分で、ポリフェノールの一種です。これまでにさまざまな研究から、ガンの抑制や潰瘍、エイズに効果的という結果が発表されています。

黄色い汁があしたば(明日葉)特有の成分「カルコン」です

黄色い汁があしたば(明日葉)特有の成分「カルコン」です

クマリン類

クマリン類もポリフェノールの一種で、セリ科の植物に特徴的な成分です。クマリン類にもさまざまな薬効が認められています。

メラトニン

メラトニンは最近発見されたホルモンで、奇跡のホルモン、副作用のない不老長寿薬として注目されています。 あしたばにごく微量含まれています。

タンパク質

あしたばは他の野菜や薬草と比較して、タンパク質の含有量がたいへん多い植物です。乾燥したあしたばには30%のタンパク質がふくまれています。

葉緑素(クロロフィル)

葉緑素(クロロフィル)は緑の血液と呼ばれる成分で、増血、抗菌、脱臭、解毒、健胃、整腸、抗アレルギーなどの作用があります。あしたばには、大量の葉緑素がふくまれています。

ビタミンB12およびビタミン類

ビタミンB12は赤いビタミンとして知られる水溶性のビタミンです。 少量の摂取で効果があり、あしたばの生葉に微量含まれています。植物でB12を含むのは珍しいとされています。

他にも、B1、B2、C、E群の他、コリン、葉酸、パントテン酸、ピオチン、ナイアシン、バイオフラボノイドなどD以外のビタミン類が幅広く含まれています。

食物繊維

あしたばには食物繊維が大量に含まれています。

食物繊維は腸管内の有害物質を吸収して外に出す働きがあり、同時に排便作用を促進させます。また、脂肪の吸収を押さえる作用があるので、コレステロールや中性脂肪低下、さらに肥満防止に役立つとされています。

ミネラル類

カリウム、塩素、カルシウム、リン、マグネシウム、イオウ、鉄、マンガンなども豊富に含まれています。また、微量成分として、亜鉛、銅、クロム、コバルト、セレンなども含まれています。

その他

寶酒造(日経新聞、日刊工業新聞)は、あしたばの乾燥粉末をラットに投与すると、体内の神経成長因子(NFG)を増加させる物質NFGの量 が大幅に増えることを見つけたと発表しました。

NFGの増加はアルツハイマー型痴呆症や糖尿病による末梢神経の予防や治療に効果的と期待されています。 

あしたばの有効成分に関するさらに詳しい情報は、「奇跡の野草 明日葉」(あしたば普及会編)にてご覧いただけます。お問い合わせは、あしたば普及会までお問い合わせください。

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