あしたば青汁対決
健康飲料の代名詞「青汁」。
一般的に「青汁」と呼ばれている飲料の原材料は実に様々です。
代表的なものとして、ケールや大麦若葉、桑の葉、そしてあしたば(アシタバ・明日葉とも表記)などがあります。
あしたばを主原料にした青汁、他の青汁とどうちがうのでしょうか。代表的な青汁の材料とその違いを比べてみましょう。
青汁ブームの火付け役「ケール」
ケールはアブラナ科のキャベツの原種です。
「マズい!」というイメージが定着したのは、このケールを原材料 とした青汁のコマーシャルの影響でしょう。
実際に飲んでみるとキャベツの青臭さを強烈にしたような味です。
一時はテレビのバラエティ番組などで「罰ゲー ム」として、青汁を飲むのが流行ったことがあります。たしかに、慣れるまでは飲みにくく感じる人が多いのではないでしょうか。
ビタミンやミネラルが豊富ということだけでなく、この「飲みにくさ」が「健康に良さそう」と受け入れられ、青汁ブームの火付け役になりました。
クセのない「大麦若葉 」
大麦若葉はケールにくらべるとクセのない飲みやすい味です。
ビタミンやミネラルが豊富で飲みやすいことから、青汁の原材料としては人気があります。
桑の葉
桑の葉はフラボノイドや葉緑素を含み、生活習慣病の予防の効果 が期待されています。
ケールや大麦若葉よりさらに積極的に健康への効果が期待される青汁の原材料といえるでしょう。
あしたば
さて、青汁の原材料としてわれらが「あしたば」はどうでしょうか?
決め手はカルコン!
あしたばに含まれる特徴的な成分はカルコン類です。
カルコン類は、抗腫瘍作用やアレルギー作用、抗菌作用などさまざまな機能をもつという発表がされてきました。
そのため、他の青汁に比べて、より一層、健康に積極的な効果がある「機能的な青汁」として注目を浴びているのです。
カルコン類、各種ビタミン類などが豊富に含まれているので健康はもちろん、美容にも大変効果 を期待されています。
また、セルライトなど、むくみの解消や便秘解消、美肌が気になるという方たちに注目されている青汁が「あしたば青汁」です。
味はセリ科の植物特有の苦みがややありますが、比較的飲みやすい味です。
自宅で作る「あしたばジュース」
あしたば100パーセントのジュースというのは、お世辞にも美味しいとはいえません。
ただ、その苦さも「慣れればそれほど気にはならなくなる」という人が ほとんどです。
たとえるなら、セロリを苦くしたような味ですが、苦みをカバーするバナナやリンゴ、ヨーグルトなどを加えるとほとんど気にならなくなります。
お好みにもよりますが、あしたばの分量は全体の50パーセント以上がおすすめです。ミキサーは十分にまわして、繊維をしっかりと砕くと喉ごしが良くなり、飲みやすくなります。
スーパーなどであしたばを入手されたら、ぜひお試しください。
あしたばジュースの作り方はこちら